integrated_report_2022

タキロンシーアイグループの統合報告書2022です。


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高機能資材事業の成長戦略事業を通じた社会価値創出基本性能の向上と様々な機能の付与によって、製品の付加価値を向上させ、国内外に展開しています。半導体製造設備など産業基盤を支えるものから、生活を豊かにするプロダクトの原材料まで、幅広い分野に製品を提供しています。〈プレート〉主にPVC、PC、PET等の汎用・機能樹脂プレート〈エンプラ素材〉事業内容●AI、自動化、ワークスタイルの変化●省エネ志向の高まり(軽量化、樹脂化)●5G、6G、データセンター増、メタバース、EV普及を背景とした、過去に例を見ない半導体製造設備需要の高まり●世の中のSDGsの取り組みに対する期待の高まり●半導体、FPD製造設備需要動向の急激な変動●各種規格、規制の変更●社会情勢による原材料価格の高騰とサプライチェーンの混乱●製品ラインアップの豊富さ●高いシェアとブランド力●確固たる販売チャネル●技術対応のきめ細やかさ●品揃えが豊富な故の生産効率向上の限界●半導体・FPD業界への依存度の高さ工業用プレート高機能材事業〈アセテート板〉〈マイクロモータ〉〈超微粒子(ナノ材料)〉超微粒子マテリアルアイウェア用フレーム素材コアレスモータ・ブラシレスモータスーパーキャストナイロン脱炭素・循環型社会の実現CO2排出量削減2021年度から事業本部内で「エコプラプロジェクト」をキックオフし、従来の事業領域にとらわれない環境配慮型製品の企画化と、サステナビリティを意識した事業プロセスの提案を目標に調査・検討を進めています。活動2年目の2022年度は、「リサイクルプラスチック」を企画立案し、有効性評価活動を展開します。各生産拠点においては、生産工程の自動化推進、設備更新時の省エネトップランナー基準を充たす機器選定による省エネ施策を実行しています。また、タキロンポリマー(株)では太陽光パネルによる発電設備を設置し、年間およそ560MWhを発電しています。増産対応を進める一方で、高効率な生産の推進、CO2排出量の削減活動を継続していきます。加速する先端産業分野の成長を支え、生活を豊かにする製品を持続的に提供する高機能材事業タキロンポリマーの太陽光パネルバイオマス廃棄物を配合したリサイクルペレット27


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