integrated_report_2022

タキロンシーアイグループの統合報告書2022です。


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地域社会/行政・自治体タキロンシーアイグループでは、各事業所および生産拠点のある国内・海外地域において、各地域住民の方々の良き隣人となることを目指し、各種地域活動へ参加しています。中でも、プラスチック製品を製造・販売するメーカーとしてSDGsの目標の1つである「つくる責任、つかう責任」を果たす意味においても、世界的な海洋プラスチックごみ問題への対応をマテリアリティの一つに特定し、「水辺のクリーンエイド」活動と名付け、各事業所・生産拠点で企画した海岸・河川・湖などの清掃ボランティア活動に、有志社員・家族が参加しています。また、社会を担う一員として、スポーツの振興・支援等にも積極的に取り組んでいます。事業所・生産拠点の周辺地域との共生2021年度の主な地域活動実績は表のとおりです。新型コロナウイルス感染症の影響に伴い一部の活動が中止や縮小される中ではありましたが、総開催数としては113回となりました。マテリアリティ中期計画で「5.海洋プラスチック問題への対応」と位置付けている水辺のクリーンエイド活動の開催数は、目標30回に対して実績85回、参加者は目標300名を大きく上回る859名となりました。本活動は、①海洋プラスチックごみ問題への対応や社会課題解決への貢献に加え、②プラスチック製品が引き起こす環境汚染を知ることで、自社製品開発や3R+Renewableへの取り組みへ活かすとともに、③グループ内コミュニケーションの向上に向けて取り組んでいます。当社の水辺のクリーンエイド活動を盛り上げる公式フラッグのもと、2022年度以降の活動の参加者目標を1,000人以上に増やし、活動を継続していきます。今後も引き続き、地域ごとにタキロンシーアイグループ内で連携し、地域との交流および社会活動支援に取り組んでまいります。年度2023(目標)2022(目標)2021(実績)2021(目標)02004006008001,0001,200(人)3008591,0001,200水辺のクリーンエイド活動参加者2021年度地域活動実績水辺のクリーンエイド・地域美化活動85地域社会への寄付14除草活動への参加5地域イベント・活動への参加2地域福祉ボランティア活動2近隣学校教育への協力3献血・救命活動・消防活動2合計実施回数113水辺のクリーンエイド公式マーク瀬戸川を美しくする会(揖保川事業所)揖保川クリーン作戦(タキロンテック㈱)河川敷の清掃と球根植栽(平塚工場)びわ湖を美しくする運動(滋賀工場)スポーツの振興・支援タキロンシーアイは2015年度より公益財団法人日本水泳連盟(JASF)との間で競泳日本代表オフィシャルスポンサー契約を結び、競泳日本代表(トビウオジャパン)を応援しています。また「安全・安心」のプールサイド用防滑性床材を提供しているタキロンマテックス㈱は、日本水泳連盟主催の競泳大会スポンサー協賛ならびに一般社団法人日本パラ水泳連盟のオフィシャルスポンサーとして水泳振興活動を幅広く応援しています。64


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